これまで施工業者ごと任意で決めてきた断熱性能ですが『2020年には義務化』される予定です。
詳しい性能はさておき簡単に説明すると、住宅を建てる人(お客様や業者)に任せていた断熱性能を『国が定める基準以上に義務化』しますよ!という話し。
これまでも国では一定の基準が定められており『住宅ローンの金利緩和』や『補助金』などを受ける際に、この基準が義務付けられていました。
ただしその基準は、部位ごと(壁・屋根など)に定められた基準以下にすればよいという『簡易的な計算』で済むものでした。
しかし、新しい『省エネ基準』が2015年4月に完全施行され、窓やドアといった開口部面積を含む『建物ごと』に、どれだけこの建物から熱が逃げるのか?といった詳しい計算をすることになりました。
当社でも2015年4月以降、新基準にのっとった計算法を用い建物ごとに断熱性能を計算してきました。これが結構大変(笑)
今回、日頃からお世話になる『建装ダイワ』さんで改めて新基準の勉強会を開催していただいたので、参加してきました。
日々進化する『基準』や『審査法』に対応すべく常に勉強あるのみ。不勉強は高価なお買い物をされるお客様にとって不利を与えてしまう事になりますからね。